社員が幸せなら、お客様も幸せにできる。昇進、独立、様々な形で社員の幸せを実現したい【株式会社ROT】

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戸田を中心に埼玉県南部で約30店舗の飲食店を展開する株式会社ROT(ロット)。前社長で戸田出身の田子英城氏と前専務の武山和裕氏が2001年に創業し、地域と一緒に成長していきたいという思いを胸に経営してきました。

経営体制が変わり、新社長、新専務が就任したのが今年1月。それまで店長を務めていた山崎将志氏が取締役社長に、本部で店舗をサポートしてきた吉川征秀氏が取締役専務に抜擢されました。山崎氏と吉川氏は何を期待されてそのポストに就いたのか、そして新しい経営体制で何を目指すのか。取締役専務に就任された吉川氏に伺いました。

【王佐】ヴィクセス

吉川 征秀 氏
取締役専務

1974年生まれ、東京都板橋区出身。現在は埼玉県戸田市在住。ROTに入社する前はエンジニアとしてコンクリートについての研究を行っていた。研究が好きで数字に強く、仕事にある程度の充実感はあったものの、20代半ばに「今のままでいいのだろうか」と思い立ち、料理が好きだったことから飲食業での独立を決意。まずは勉強のためにとアルバイトで入店したROTで、田子前社長に誘われ1年後には社員に。数店舗の店長、本部勤務を経験し、現職。

今年から新体制となった背景をお聞かせいただけますか。

吉川
以前から掲げていた中期経営計画に、「30店舗出店して埼玉でナンバーワンになろう」というものがありました。2年前にそれを達成したところで、当時社長を務めていた田子が自身も次のステージに行きたいと社長引退の意向を示したんです。そして、次期社長を選ぶことになりました。

その際に田子が選んだのが、数ある店舗の一つで店長を務めていた山崎でした。店長から社長に抜擢されるケースは他社では異例かもしれませんが、田子は現場を知っている人間がトップを務めるべきだと考えていたようです。中でも一番現場を知っているのは店長だということで、店長の中から社長を選ぶことを明言し、最終的に山崎に決まったんです。

一方、僕は店長を何店舗か経験したあと、本部で店舗を支える役目を担ってきました。僕自身もマネジメントが好きだったこともあり、田子が山崎のサポート役として適任だと信頼し任せてくれたのだと思っています。現在は、数字に強いという特技を生かして、予算や売上などの数字周りのことを含めた戦略立案などを行っています。

 

専務に就任されてから新しく始めた取り組みなどはありますか?

吉川
山崎とともに2週間に1回のペースで3~4店舗を回り、食事をするという取り組みを始めました。実施してみて初めてわかったのが、店舗で食事をしてみると、これまで見えていなかったことが驚くほどクリアになるということです。店員がどれだけ早くお客さんの入店に気づくか、メニューをどんなふうにおすすめしてくれるのかといったことはもちろん、働いている姿を直接目にすることによって店舗の空気感やスタッフが抱えている悩みまで把握できます。基本的に、店舗はアルバイトの子たちがいなければ成り立ちません。ですから、その子たちの現状を知った上で対話し距離を縮められるのはすごく意味のあることだと感じました。

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世間では人材不足が深刻化していますが、距離を縮めるということが人材の定着にも役立っているのでしょうか?

吉川
そう思います。店長もアルバイトも含めてスタッフ全員の距離を近くしようというのは、前社長の田子から引き継いだ想いです。そのために、アルバイトも参加できるバーベキュー大会を年1回企画したり、店長とアルバイトのコミュニケーションの機会として月に1回、1人あたり3000円の補助を受けて飲み会を開催できる制度を設けたりと、いろいろな施策を行っています。

店長同士の交流も推進しており、営業時間後にどこかの店舗に集まって店長同士が飲み会をする機会を月に1回作っています。うちは「みんな仲良し」という風土が強いので、その空気がアルバイトの子たちにも伝わることで人材が定着し、他社よりも内部採用がしやすくなっていると感じます。

新体制に期待していることはありますか?

吉川
自分たちが自由に会社の方針を定められるようになったことで、これまでよりも社員の幸せをもっと具体的に示してあげられるようになると思っています。これまではバーベキューや社員旅行、月1回40分の社長面談など、社員の精神的満足を高めるいわゆる「目に見えない報酬」が非常に多かった。今後はそれに加えて、給与や待遇といった「目に見える報酬」についても充実させていきたいですね。

サービス・プロフィット・チェーンという言葉をご存知でしょうか。これは、従業員が幸せだとお客様も幸せにでき、お客様が幸せだと売上があがり、売上があがると利益もあがる。そして増えた利益を従業員の幸せのために還元すれば、さらに幸せの連鎖が増幅しながら続いていくという仕組みのことです。この連鎖をきちんと回していくためにも、「目に見える報酬」は大切だと考えています。

吉川さんが感じている、飲食業界ならではのやりがいは何でしょうか。

吉川
飲食業界で働く人はみんな同じだとは思いますが、やはりお客様に「おいしかったよ」と言われることでしょうか。ただ最近は現場を離れて久しいということもあり、お客様を喜ばせてくれている店長の成長を見ることが嬉しいですね。

誰でも店長になったばかりのころはとりあえずお店を良くしたいとだけ考えているものですが、いろいろな店舗を見たり人の話を聞いたりしているうちに、「お客様のために、この地域のために、近隣店舗のためにどうしたらいいのか」というレベルまで、徐々に視座が上がっていきます。成長するということは、視座が上がることとニアリーイコールだと思うんです。そんなふうにレベルアップできる店長には必ず結果が付いてくると感じていますし、僕自身が視座を高める手助けをできればと思います。

 

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今後の目標についてお聞かせください。

吉川
これまでは店舗数を拡大することに注力していましたが、これからは既存店舗をブラッシュアップしてさらなる繁盛店にしていきたいですね。それを達成できれば、例えば社員の給料を上げるなど、いろいろなことが実現できるようになるはずです。

また、ROTという枠の中で、社員みんなが自分の希望を叶えて幸せになれる形を見つけていきたいです。そのうちの一つとして、今は店長の上が役員という組織体制ですが、エリアマネージャーのような役職をつくり、社内で昇進していきたい人のためのキャリアパスを確立するというプランがあります。また、それとは別に独立したい人に売上のある店舗を持たせるなど、独立支援の幅も広げていきたい。社内でキャリアを積んでいく形、ROTとのつながりを基盤に独立してがんばっていく形、ROTに関わった人たちに対して多様な在り方を提示できたらいいなと思っています。

運営企業

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