「和牛一頭流」のパイオニアに。海外も視野に入れたFC事業基盤をつくる【株式会社うる虎ダイニング】

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黒毛和牛A5にこだわった焼肉屋を展開している株式会社うる虎ダイニング。2006年に設立し、「焼肉問屋 じゅう兵衛」や「焼肉本家 肉兵衛」など、地区ごとにコンセプトを変えた6店舗を都内で経営しています。

同社の特長は、黒毛和牛の一頭買い。焼肉一筋20年以上のキャリアを持つ片瀬真一代表取締役の慧眼による選別や厳重な品質管理など、肉のプロ集団だからこそできるサービスを提供しています。

このノウハウを少しでも多くの事業者に伝えるため、FC事業もスタート。海外展開も視野に入れた経営への想いについて、FC事業本部の責任者として2015年に中途入社した竹俣氏にお話を伺いました。

【王佐】ヴィクセス

竹俣 大介 氏
FC事業本部

1976年生まれ、山梨県出身。4年制大学を卒業後、英会話スクールの講師として働く。20代半ばで飲食業界へ。洋食店や居酒屋などの業態を経験し、FC事業にも携わった後、大手コンビニエンスストア本部へ転職。約8年従事した後、酒屋の新店立ち上げなどに関わる。39歳で株式会社うる虎ダイニングに入社。

入社の経緯をお教えください。

竹俣
私は30代後半までコンビニエンスストアでSVを経験した後、近所の酒屋の新店舗立ち上げに携わりました。そこで改めて人に喜びや感動を与え幸せにする飲食業の凄さを実感。20代で飲食業、30代でコンビニのFC事業を経験していたこともあり、組織づくりや教育関係の仕事がしたいという思いもありました。そこで、人材紹介会社の仲介で、当時FC事業展開を進めていたうる虎ダイニングに入社したんです。片瀬社長の人柄や熱い想いに感動したのも決め手ですね。

 

入社から現在までの業務内容は?

竹俣
入社当時、FC事業部はあったものの実際的な動きはなく、加盟店を募っているところでした。まずはホールスタッフとして働きながら、次第にマニュアルづくりや教育、研修、経営サポートといったFC事業の業務にも従事。現在は現場と両立しながら進行しています。

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御社にはどのような特長がありますか?

竹俣
やはり和牛を一頭買いする「和牛一頭流」が最大の特長です。一頭買いをすることで仕入れコストを抑えられ、盛り合わせで提供することでロスも最小限にできます。つまり、余すことなく和牛を使い切れるのです。当社には長年培ってきた仕入れのノウハウと、片瀬社長の鋭い目利きという強みがあり、この2つによって実現できるサービス方針だと言えます。

自社運営店舗については、地区によってコンセプトやターゲットを変えているのがポイントです。例えば五反田にある「焼肉問屋じゅう兵衛本店」はファミリー層がターゲット。A5ランクの和牛をリーズナブルに提供する大衆向け店舗です。浜松町の「焼肉家肉萬」はサラリーマンを対象とした上質な赤身がメニューの中心。三軒茶屋の「魅惑の焼肉金肉屋」は若者向けにホルモンをメインとしたラインナップになっています。

海外事業部も立ち上げたそうですね。

竹俣
はい。以前から日本の焼肉文化を海外に発信したいと思っていましたが、他企業の協力やお客様からの紹介などもあり、海外進出への道筋ができました。先日は社長とベトナムなどを回ったところです。まずはベトナムと香港で飲食店経営許認可を取得することが今後の業務です。

事業拡大につれ、人材も必要になってくるのでは?

竹俣
そうですね。現在、当社は社員20人弱、アルバイトスタッフ約60人という規模。まずは100人規模の企業を目指し、直営店は「肉」にちなんで29店舗、FC店は首都圏に50店舗が目標です。海外も含め「和牛一頭流=うる虎ダイニング」と思ってもらえるようなブランディングを図りたいと考えています。

海外進出を含めたブランディングのためには、人材確保にも注視しなければなりません。私は2017年から新卒採用の担当窓口にも携わっていますが、人を見るポイントはスキルではなく「心」です。肉は生ものですから、万が一間違った取り扱いをしてしまえばお客様に危険が及ぶ可能性もあります。だからこそスタッフは真剣になり、時には意見がぶつかることもあるでしょう。そこでくじけない強い心を持つことが重要。生きていく上で自分の思い通りに上手くいかないことは多いですが、そこから逃げるのではなく、乗り越えようと思う人と働きたいですね。

また、ものづくりと接客販売を同時にする当社は従業員、お客様、取引先と様々な人間関係が構築されます。多様な人脈を通して人間力を高めたい人にとっては、とても勉強になる環境のはずです。

 

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FC事業のためにプライベートではどのような情報収集を行っていますか?

竹俣
オーソドックスなファミリー居酒屋のチェーン店などに行きます。カスターセットの内訳やスタッフとお客様の動線、外装と内装のデザインなどがチェックするポイントです。

以前訪問した店では面白いシステムもありました。お客様が紙に番号を書いて注文する仕組みで、スタッフは接客をしません。人件費を削減するため、メニュー単価は非常に安く抑えられています。コンセプトは「美味しくないけど不味くない」。3,000円以下という低価格で、お客様に対して私たちとは違う満足感を提供しています。こういった店舗ごとのユニークなコンセプトやシステムを知るのも、大変勉強になりますね。

飲食業に対する思いやご自身の展望をお聞かせください。

竹俣
まだまだフードビジネスは一般的に良く思われていない現状があります。しかし、飲食業は仕入れから販売、サービスの提供、アイデアの吸い上げ、店舗拡大など、どのようにして一つの会社が成り立っているか、俯瞰的に経営を理解できる奥の深い業種だと思います。そんな熱い仕事に熱い想いを持った仲間と一緒に取り組むことができたら、自分自身も大きく成長できる場になるのではないでしょうか。

私個人としては、50歳前には独立することを考えています。食に関するコンサル業で、うる虎ダイニングと協働したい。これからも、人の喜びを自分の喜びとして感じ、感動を与える仕事をしていきたいですね。

運営企業

王佐の才を運営するエフジョブは、飲食業界をもっと良くしたいという想いを持った企業様・転職希望者様を支援させて頂いております。ご興味ある方は下記よりご相談下さい。
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