ITのチカラで飲食業を救うベンチャー企業【株式会社favy】

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—全国の美味しいお店を応援するグルメメディア「favy(ファビー)」を運営する株式会社favyは、飲食専門企業ではなく、飲食市場に特化したITサービスを主な業務とするベンチャー企業。

グルメメディア運営のほか、飲食店のホームページ作成、新規事業のコンサルティング業務、自社飲食ブランドの経営という4つの柱があります。

ITビジネスで飲食業界に貢献するという、違う視点を持った同社は、トレンドの仕掛け人として今注目されている企業の一つです。

2015年の会社設立から関わっている米山健一郎取締役は、飲食の現場からスタートし、IT分野を学んだ異色の経歴。favyが掲げる飲食業界の理想像とは?ご自身の経験を振り返りながら語ってもらいました。

米山 健一郎 氏
取締役
1974年生まれ、新潟県出身。高校卒業後、リゾートホテルにて中華レストランのウェイターと厨房を経験。21歳で上京し、洋食屋とイタリアンレストランの料理人として働く。その後、単身でイタリアに渡り現地の飲食ビジネスに触れた。帰国して飲食店を立ち上げた後、レインズインターナショナルで「牛角」や「しゃぶしゃぶ温野菜」などのメニュー開発に10年以上従事。2015年、代表取締役となる高梨巧氏らと共に、株式会社favyを設立した。

異色のご経歴ですが、
まずイタリアに渡った経緯を教えてください。

米山
22歳の時、イタリアンレストランでコックをしていました。当時は「イタリアン」が日本の飲食業態として流行り出していた頃で当時誰も本場を見たこともなく見様見真似でお店を出店。ふと思ったのが「本場のイタリアンとは?」という疑問でした。異国の地での異なった文化の体験と本場のイタリア料理に期待をいだき、片道の旅費と10万円だけ持ってイタリアに渡りました。

ローマ、ナポリ、ポンペイ。現地の食文化や生活を自分の目で見ました。当然、レストランにも足を運んだのですが、そこで感じたのは「今、自分が日本で提供しているものと大差ない」ということでした。自分の答えを外に求めて旅立ったわけですが、つまり分かったのは、「やってきた料理は正しかった、そして世界を変えるというのは、自分自身を変えること」だと思ったのです。

 

帰国後はどのような活動をしたのでしょうか?

米山
まず帰国してから、友人が出店したイタリアンレストランを手伝いました。その後、レインズインターナショナルでメニュー開発に携わりました。ここでは例えば、当時あまり名が知られていなかった「しそ焼酎『鍛高譚』」を推して流行らせるなどしました。

その他、流行しているトレンドを見つけ、日の目を見ていないものを引き上げる。そんな仕事。いわゆるバイヤーのような活動を展開していました。

私はもともと料理人。料理を作ることが飲食業での働き方だと思っていましたが、イタリアに行って、レインズでこのような仕事をしているうちに、「こういった飲食業の働き方もあるんだ」と気づきましたね。

満を持して立ち上げたfavy。ご自身の役割を教えてください。

米山
favy が手がける4つの主な業務のうち、軸となるビジネスはやはりグルメメディアの運営ですが、私のポジションはどちらかというとそれ以外の3つです。

飲食事業では現在、1,000円で食べ放題のバル「C by favy」、定額制レジの要らないカフェ「COFFEE MAFIA」、会員制焼かない焼肉「29ON」、超特濃ごまアイス「GOMAYA KUKI」などのブランドがあります。

どれも今までにないような飲食店。0だったものを1にしたお店です。これら新業態を開発して、軌道に乗せたらパッケージ化します。店のコンセプトや理念を伝えて、賛同していただける人や企業に渡してFC(フランチャイズ)展開していくのです。

我々が生み出す新業態は、従来のやり方ではありません。本来、店舗はプロダクトアウト型。「こういうコンセプトの店をつくりたい」という構想があって、そこから形にしていきます。

私たちはITベンチャーですからネット検索のキーワードから紐解いて、世の中のニーズを導いていくのです。検索で上位に来ているものこそ、多くのユーザーが求めているもの。例えば「29ON」は「ローストビーフ 会員制 個室」といったワードがトレンドだったわけです。

なるほど。飲食業界は変わってきていますか?

米山
いえ、まだまだだと思います。約20年前、流行する飲食店の法則といえば「大きな看板」と「1階路面店」でした。仕事の都合上、たくさんの店舗図面に目を通しますが、やはり今もそういった設計図はたくさん見ます。

しかし、消費者の行動は20年前と比べて、確実に変わってきている。それなのに、お店側は変われていないのが現状ではないでしょうか。

favyが目指すのは、「飲食店が簡単に潰れないようにする」ことです。そこで弊社の提供するサービスが、もう一つの柱である「飲食店のホームページ無料作成」なのです。

ポータルサイトに頼り、自社ホームページを持っていない飲食店がほとんど。SNSなどでお店を思い出してもらうために、今の時代、ホームページを持つことは当たり前になってきています。しかし、忙しい飲食の現場では、なかなかそういったことには時間も予算も割けません。

だから私たちは、誰でも簡単に作れるホームページのシステムを開発し、それを無料で利用してもらうようにしたのです。

非常に面白い発想です。
では、御社が求める人材についてお聞かせください。

米山
私たちと同じように、飲食業界に疑問を持ち、なんとかしたいと思う人です。早朝から深夜まで働く飲食店。売上は上がっても給料が上がらない料理人。環境を良くしたい人、またそれを救いたいと感じる人は、弊社に合っていると思います。

それから「アンラーン」できる人。つまり覚えたものに固執せずゼロベースで考え直せる。固定観念に囚われず、常に新しいものを吸収して、今までの常識を打ち破れるかどうか。これは非常に大事なこと。

favyはこれから、もっと多くの繁盛店を世に送り出せるように、飲食トレンドの仕掛け人として走っていきます。メディア部門ではfavyがNo1になれるように努めていきます。

ITのチカラで飲食店を働きがいのある場所にするためにチャレンジしたい人は、ぜひ一緒に働きたいですね。

運営企業

王佐の才を運営するエフジョブは、飲食業界をもっと良くしたいという想いを持った企業様・転職希望者様を支援させて頂いております。
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