全店舗が個人経営のような“自由”というスタンス【株式会社コンプリートサークル】

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【王佐】ヴィクセス1

—株式会社コンプリートサークルのメインブランドは、ハイセンスなインテリアが印象的なカフェSUZUです。渋谷、神宮前、銀座など、ファッショナブルな立地に出店してきた同カフェですが、このほど六本木にも新店がオープンしました。アートや音楽との融合にも積極的なSUZUは、女性を中心に絶大な支持を得ています。

同社の原点は1996年に広島でオープンした小さなバー。それから数年後、「自分自身が行きたい、最高に居心地の良い店」というコンセプトのもと、カフェ事業をスタートさせました。

お話を伺ったのは経営戦略部マネージャーの小杉功氏。アルバイトスタッフから正社員となり、店長を経験したのちに経営に携わるようになりました。そのキャリアの中で印象に残っているエピソードの他、仕事の価値観やモチベーションなどを聞きました。

【王佐】ヴィクセス

小杉 功 氏
経営戦略部マネージャー
1981年生まれ、香川県出身。中学校を卒業し建設業へ。その後、出版社勤務を経て20歳で上京。渋谷などのSUZUでアルバイトをし、そのまま入社した。入社3年後に神南店と渋谷店の店長を歴任し、東京エリアのマネージャーに就任。

これまでのキャリアを教えてください。

小杉
10代の頃は飲食業に興味がありませんでした。20歳で上京して働いたのがSUZUで、これが初めての飲食店経験でした。この時感じたのは、良い意味で遊びの要素もある仕事だということ。お客さまとフランクな関係を築けることに魅力を感じたのです。

会社に誘われて25歳で入社した時は、「出世したい」という思いとともに独立志向もありました。入社後は、フロア業務を経て、2店舗の店長を務めました。それから東京エリアのマネージャーになって、会社に関わること全てに携わるように。マネージャーは、新店の出店計画などがメインの業務です。今はもう独立するのではなく、会社を大きくしていきたいという思いで働いています。

 

コンプリートサークルはどのような会社ですか?

小杉
広島でカフェ事業をスタートさせたのが始まりです。今でも事業の柱はカフェSUZUですが、他にも創作料理の「和楽」や和食居酒屋「猿々楽々」、さんまラーメンの「永斗麺」など多岐にわたります。

現在は30店舗ほどを運営し、100人以上の従業員がいますが、弊社の大きな特徴は、スタッフの権限が広いということです。全店が個人経営のようなスタンスで店舗を運営していて、私もそこに惹かれて入社を決意しました。従業員自らがメニューから店のイベント企画など、自由に決めることができます。例えばSUZUはお洒落で長居したくなる空間が強み。結婚式の2次会プランやアート展、ジャズなどの演奏会とコラボさせるのも各店の自由なのです。

働いてきた中で、印象的な出来事はありますか?

【王佐】ヴィクセス2

小杉
お客さまのクレームで価値観を変わりました。当時、現場にいた頃は数字を重視していました。カフェで数字を上げるために必要なのは回転率です。その頃の私は、店の都合ばかり考えて回転率を上げることだけを追求していました。そんな中でお客さまからクレームが入り、とても厳しい言葉をかけられて…。その時初めてお客さまの目線に立ち、お店のあり方を考え直すことができたのです。

お店の印象は従業員の印象で決まります。回転率を上げることより、長い目で見てお店のファンを作る方が、よっぽど効率的ですよね。そこで、時間で区切ることを止め、お客さまの都合に合わせて臨機応変に、柔軟性を持って対応するように働き方を変えました。

特にカフェは、お客さまと一緒の空間にいる時間が長い業態です。それは「人との関わりを深く持てる」ということ。相手の気持ちを考えて、人間関係を築く場所なのです。これがカフェで働く魅力だと今は考えています。

一緒に働きたいと思うのはどのような人でしょうか

小杉
弊社は鶏肉だけを提供する焼き肉店など、色々な挑戦をしている段階です。自由なスタンスの中で、何か「やりたい!」と手を挙げられる積極性のある人と働きたいですね。今の私のモチベーションは人材教育です。お客さまの前で上手に話せなかったり笑えなかったりした従業員が成長して、立派な社会人になっていくのを見られるのがとても嬉しく思えます。

将来のプランをしっかり持っていて、短期キャリアを望む人にも適していると思います。以前は私も数字の勉強がしたくて働いていましたから。すぐに独立したいと思っている人も、ここで数年キャリアを積むことは大変有意義なのではないでしょうか。

今後の展望をお聞かせください。

【王佐】ヴィクセス2

小杉
例えば「和楽」はM&Aで増やした事業形態です。「良いものをたくさん食べて欲しい」という思いから、3,500円の食べ飲み放題プランや、刺身食べ放題プランなどをご用意しています。また、ラーメン屋はイニシャルコストを押さえることができ、出店しやすい業態の一つですから当社の第2第3のブランドになる可能性を秘めています。他にもカフェ事業をコンパクトにしてチェーン展開を図り、売上げに特化するといったアイディアもあります。

会社の成長が従業員の選択の幅につながると思っています。これからも各店の裁量で自由な発想を大切にしながら、お客さまと従業員の双方を幸せにできるように、取り組んでいきたいですね。

運営企業

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