元気と笑顔は記憶に残る!体育会系ラーメン、店舗数世界一への道【株式会社ギフト】

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「ありがとうございましたっ!!」。食べ終わって店を出ると、必ず大きな声でスタッフが声をかけてくれるラーメン屋があります。「横濱家系」を中心に数多くのラーメンブランドを手がける株式会社ギフトは、「元気」と「笑顔」をモットーに直営店40店の他、多くの店舗プロデュースにも携わっている企業です。今回は28歳で同社に入社し、ホールスタッフ、店長、マネジャー業務を経て現在は専務取締役を務める藤井誠二氏にお話を伺いました。

藤井 誠二 氏
専務取締役
北海道出身。札幌調理師免許専門学校を卒業後に上京。横浜で料理人とし3年の経験を積んだのち、独立を目指すために退職。新聞配達などを続けながら家系ラーメンのアルバイトを経て、知人に株式会社ギフトの前身である株式会社町田商店を紹介される。同社の田川翔代表取締役に感銘を受け入社を決意。入社2年目に4号店である綱島商店の店長に。その後マネジャー業務に携わり、2015年に専務取締役に就任した。

まずは、ご自身の経歴を具体的に教えてください。

藤井
上京のきっかけは“中華を極めたい”と思ったからです。そのうちに自分の店を持ちたいと思うようになりました。家系ラーメンに出会ったのはそんなときです。家系ラーメン特有のこってりとした旨味や甘味、中毒性は必ず売れると感じました。

アルバイトで入った家系ラーメン店では、アルバイトの身ながらすべての業務を自分でやっていました。FCに加入しようと思ったときに紹介を受けたのが町田商店。ラーメン屋の枠を越えて、店舗展開やプロデュース事業を見据えていた田川社長のスケールの大きさに惹かれて入社を決意したのです。

 

ギフトに入社してからのキャリアパスは?

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藤井
1年目は町田商店のホールスタッフです。スープ作りへのこだわりなど、以前いたラーメン屋とはレベルがまったく違いましたね。当時は店長をやりながら経営を学び、いずれ独立したいと思っていましたので、フラストレーションを感じることなくがむしゃらに働いていました。

30歳になってようやく4号店である綱島商店の店長になったのですが、ここがターニングポイントでしたね。それまで独立が目標だったのですが、なかなか周りから評価はされませんでした。綱島商店は年中無休にするなどして、1年目から売上が良かったのですが、これは自分一人の力ではなく、スタッフ全員の力があったからだと実感したのです。

僕はそれまで「飲食業で自由にやって地位やお金を得るためにはトップにならないといけない」と思っていました。でもそれは、この会社にいながらでも叶うことが分かったのです。そこから社長に、「店長候補となる人材は自分で育てるので店舗展開に力を入れたい」と直訴。自然とマネジャー業務に携わっていきました。このときにはもう、独立したいという気持ちはありませんでした。

その旨を社長に伝えると、あまり感情を表に出さない田川社長がとても嬉しそうな声で答えてくれた。それを聞いて自分も嬉しくなったのを覚えています。

現在の業務内容と自身が大切にしていることは?

藤井
現在はラーメン事業部の部長として直営店の管理をしています。40店舗が4ブロックに分かれており、そのブロック長を指導するポジションです。また、採用にも関わっており、現在は200人規模の会社に成長しました。

採用は綱島商店の店長時代から行っていましたが、「妥協しない」ことを大切にしています。たとえ人が足りていなくても、入ったからには店長まで上り詰めてほしいので、採用のハードルは高くしています。店長になったらこの仕事の楽しさが分かるので、志の高い人材と一緒に仕事がしたいのです。

マネジメントについては「教える」よりも「考えてもらう」を大切にしていますね。スタッフの考えに対して質問して自主的に動いてもらうようにしています。その方が、はるかに質の高い仕事になります。

最近の試みでは、売上の目標を達成したら○、未達成なら×をつけるのですが、それをアルバイトスタッフにやってもらっています。これによりアルバイト自らが売上を意識するようになります。売上が足りていないと、アルバイトが率先して外で呼び込みをしてくれるようになる。彼らが優秀だと、社員も別の仕事に力を注ぐことができますよね。

また、ラーメン店は美味しいのは当たり前。それ以外をお客様の記憶に残すには「元気」と「笑顔」が大事だと思います。私たちにとって「うるさい」のは褒め言葉だと思っています。スタッフ自身も元気と笑顔でやっていれば楽しくなるはずですので、相乗効果が生まれると思います。

ラーメン業界は群雄割拠の時代ですが?

藤井
そうですね。ロードサイドの出店が多くなり、強豪も増えていると実感します。特にファミリー層のバッティングには対処していかなければ。そんな中でも、町田商店発祥の地でもある東京都町田市はラーメン激戦区。それでも町田商店は浸透しています。この地で負けるわけにはいかないですね。そもそも社長も私自身も「会社の名前は有名にならなくても良い。それ以上に店の名前を有名にしたい」という思いがあります。町田といえば町田商店、こんなブランディングが全国各地で広がれば。

来年、弊社は東証マザーズ上場を計画しています。これを足がかりに海外進出にも注力していきたい。ラーメンがまだ知られていない国に「日本のラーメンはこんなにも美味い」ということを伝えたいです。目標は店舗数世界一。海外で活躍できる人材を育てることが、私の役割ですね。

では最後に、未来の仲間に向けてメッセージをお願いします。

藤井
やはり重視するのは「元気」と「笑顔」です。体育会系の人、特に負けず嫌いな人、ひとつのことに打ち込んできた人が多く活躍しています。それから、礼儀を重んじ、挨拶がしっかりできる人ですね。また女性であれば、気遣いができる人と一緒に働きたい。常に人の気持ちを考えて先回りができる人です。例えば「髪の長い女性のお客様のためにヘアゴムを用意できる」となどいったことですね。

そうやって喜びのサイクルを生み出し、世界一になれるように一緒に頑張っていきましょう。

運営企業

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