おもてなし集団日本一を目指すための心得【株式会社一家ダイニングプロジェクト】

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「こだわりもん一家」や「博多劇場」など、居心地の良い居酒屋ブランドを運営する株式会社一家ダイニングプロジェクト(以下、一家)。近年ではブライダル事業を立ち上げ、世の中に感動を与える活動を展開しています。

そんな同社のグループミッションは「あらゆる人の幸せに関わる日本一の‘おもてなし’集団」です。飲食業、ブライダル業、さらには宿泊ビジネスへの挑戦も視野に入れている同社の心得とは?専務取締役の秋山淳さん(37)に話を聞きました。

秋山 淳 氏
専務取締役
東京出身。高校卒業後、アパレル関係の専門学校に入学するも中退。20歳の時、キッチンのアルバイトスタッフとして一家に入社する。3号店の立ち上げに関わり、当時23歳だった武長太郎代表取締役のバイタリティーや経営ビジョンを目の当たりにした。アルバイトスタッフから社員登用、料理長、取締役総料理長などを歴任。

一家に入社してどう感じていますか?

秋山
社名の通り、家族のような仲間に出会える場所ですね。特別なスキルはなくても良い。仲間やお客様にサプライズなどで喜んでもらうことを楽しいと感じられるかどうか。その想いを持っていれば、いろんなチームビジネスに携わることができます。

私自身は、アルバイトスタッフとして入社しました。キッチンを1年やったあたりで、社長に「社員にならないか」と誘われて。最初は「地元の居酒屋の社員なんてどうなんだろう」と悩んでいました。都内のカッコ良いデザイナーズレストランも見に行ったりしました。でも、当時の社長の理念や将来の経営ビジョンを近くで見て「ここだ」って思ったんです。

小さな居酒屋でも、これだけたくさんの人が集まる場所を生み出せるんですよね。立ち上げ当初から社長は50店舗の運営を目指している。なしその夢を一緒に叶えたいと思って入社を決めました。

今役員になっている人のほとんどは、アルバイトからのスタート。誰にでもチャンスがありますよ。

現在のお仕事内容、ご自身のモットーを教えてください。

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秋山
マネジャーや幹部候補を育成する。つまり教える人を育てるのが仕事です。仕事をする上で大事にしていることは「相手の立場に立つ」ということ。これは自分のアルバイト経験が生きていますね。

例えばスタッフに指示をする時は、ただ単に指示を出すのではなく、「なぜそうしなければならないのか」という点、つまり「やる意味」を伝えるようにしています。お客様相手でも同じことが言えます。グループで来たお客様に対してビールとカクテルを別々に提供したら、その人はすぐに乾杯ができませんよね。

これは、社長も私も誰かに教わったわけじゃないんです。オープン当初は20代前半だったし、サービスに対するスキルや知識、経験は全くなかった。だから、相手のことを一生懸命考えたんです。

こうしてあげたら、相手はどう思うか。どう指示したら分かりやすいだろうか。これが実はサービスにおいて最も大事だと思っています。

印象に残っている出来事はありますか。

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秋山
柏店で料理長をやっていた時ですね。その年は5人の新卒を採用して、そのうちの1人が私に預けられたんです。5人の新卒の中でその子を1番にしてやろう、と教育に燃えていました。

柏店は地下にあるお店なんですが、そこで1日16時間くらいずっと一緒でした。2人3脚で、「どうしたらお店を良くできるか」をひたすら考えましたね。彼は今、ブライダル事業部のゼネラルマネジャーまで出世したんですが、あの時の経験は自分にもプラスになりました。

一緒に仕事をした仲間が今の会社経営を支えているんです。多くの人の人生に影響を与えられることが、責任はあるけれどこの仕事の魅力でもあります。

また、私が立ち上げた事業に「一家祭り」というものがあります。毎年3月に実施するこのイベントは、各店舗の成果発表をする場であると同時に、アルバイトスタッフの卒業式という役割も担っています。

一家では、社員やアルバイトも含む全ての人を「人材」ではなく「人財」として捉えています。せっかく何かの縁で関わったなら、途中で辞めないでほしいと思ったんです。もちろん4月になったら、ほとんどは進学したり他へ就職したりします。そんな人たちでも「一家で働いて良かった」と思える財産になるように企画したんです。

立ち上げた時はささやかなものでしたが、今ではイベントのプロも参入してかなりちゃんとしたものになりました。来年で12回目を迎えます。

グループミッションである「日本一のおもてなし集団」について教えてください。

秋山
これは、ブライダル事業を始めた時に掲げた企業理念です。私たちは長らく飲食業というサービスを提供してきました。そこで感じたのは、もちろん立地や金額、料理の美味しさも大切ですが、何より「人で選んでもらうこと」が重要だということです。

居酒屋のスタッフとお客様、もちろんスタッフ同士もそうですが、その出会いは一期一会。これは茶道に由来する言葉であり、「一度の出会いを一度きりのものとして捉え、今できる最高のおもてなしをする」という日本人特有の精神が込められています。この心を強く持っておもてなしをしていくことが、企業発展に必要不可欠だと考えたんです。

特に、ブライダル事業は新規参入です。おもてなしの心だけは誰にも負けないというメッセージですね。

次の新規事業は構想として、宿泊が伴うホテル業を考えています。宿泊ビジネスは飲食業やブライダル事業よりも長い時間お客様と接するわけですから、より素晴らしいおもてなしをしなければならない。それでも、今まで一家が培ってきた経験があれば実現できると思っています。

運営企業

王佐の才を運営するエフジョブは、飲食業界をもっと良くしたいという想いを持った企業様・転職希望者様を支援させて頂いております。ご興味ある方は下記よりご相談下さい。
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