飲食業界専門の転職支援サービス

飲食業界専門の転職支援サービス

うなぎ四代目菊川 ムスブ田町店 小島考司さん【転職者インタビュー】



株式会社パッションギークス 関東うなぎ事業部 部長 小島考司さん(40)


ある出来事がきっかけで生き方を変えた小島さん。現在は「うなぎ四代目菊川 ムスブ田町店」で働いています。どういった経緯で「うなぎ四代目菊川」で働くようになったのか、またこれまでの経験をどう仕事に生かしているのか、お話を聞いてきました。


高校時代にはどのような夢を持っていましたか?




僕自身、何かになりたいというのがありませんでした。自分が何をしたいのか、どうやって人生を生きていくのかということを正面から向き合ったことはなかったと思います。

ただ、物欲はあったので、服や車を買うためにお金を稼ぎたいという気持ちだけはありました。ですから高校を卒業してからは給与の良かったアミューズメント関係の仕事に就いたのです。パチンコやゲームセンターを運営している会社で、僕はパチンコ屋の店員として働き、1年後には主任のポジションに就くことができました。


ただ基本的に仕事に集中することなく、如何に楽してお金を稼ぐかという気持ちで働いていました。最終的にその会社は2年半続けましたが、休みが取りたいときに取れないという理由で簡単に退職してしまいました。


仕事を辞めた後は、どうされましたか?




特にやりたいことがなかったので、次の仕事への繋ぎの気持ちで宅配牛乳の営業の仕事をしていたところ、有名メーカーの車体工場に勤めていた友達から、「派遣でならうちに入れるよ」と言われ、時給もよかったのでその会社で働くことにしました。1年で社員に雇用され、それからはずっと車の組み立て部で仕事をしていました。ここは本当に安定していて会社がつぶれないという感覚があったので、働きやすかったですね。

この会社には面白いシステムがありました。それは「5Sと改善」です。そういったことを考える会社だったのが、後々の自分に役立っています。



この頃、僕は素行のよくない友達と一緒にいることが多かったのですが、些細な事がきっかけでその友達と喧嘩になりました。そこで人間関係や自分自身を見つめなおし、自分を変えてみようと思うようになりました。


具体的にどんなことを変えましたか?




まず、素行のよくない友達とは縁を切り、高校の頃の後輩と過ごすようになりました。自分よりも学歴の高い後輩に質問をするのはカッコ悪いと以前は思っていましたが、この頃の僕にはそれが無く、とにかく変わりたいと思って質問していたのです。

そしたら後輩から自己啓発本を読んでみたらいいよと勧められました。初めは1冊を読むのに1か月かかっていましたが、読み終えたときの達成感が心地よく、気が付けば2年間で200冊読むまでになりました。その後も本を読み続け、僕は4年かけて価値観を180度変えたんです。僕はそのとき31歳になっていました。



初めはとにかく本に書いてある価値観を真似することから始めました。27歳からやり始め、31歳のある日やっと今まで学んできた点が1つの線となり、価値観が大きく切り替わったんです。きっかけは僕が31年間いつの間にか失っていた自信を再度手に入れることができたからです。僕にはできないだろうと思っていたことが僕でもできるという価値観に変わったことで無限の可能性を感じることができました。目の前にあった扉がどんどん開いていくような感じでした。社会人になって初めて「本当に自分がやりたいことって何だろう?」って自分自身に問いかけることができたのです。

自己分析をした結果、“お客様に喜んで頂き、お客様の笑顔を見ることができる仕事がしたい”でした。
当時の会社では出来あがった車に乗るお客様の姿を見れないことをどこかで寂しいと感じていました。よくよく考えてみると、それまで自分が選んできた仕事は人と関わることが多く、お客様に笑ってもらうことが自分の中で満足感に繋がっていることに気づいたのです。ただ何となく仕事をしているだけだと思っていたのですが、実はちゃんと自分がしたい仕事を選んでいたんだなと分かりました。



さらに、自分の人生を振り返ったとき、いい思い出として残るものには食に関わることが多く、僕は接客業の中でも飲食だったら僕の心は満たされるのではないかと思ったんです。
飲食は、注文をして食べてからの驚きがあるじゃないですか。それこそが僕のやりたいことだと確信できたんです。

自分自身を正しく知ること、またそのために自分に知識と自信をつけることがとても大切だとこの時に気づきました。この気付きは、現在の部長というポジションにおける働き方やスタッフとの向き合い方においても、自分の中でとても重要な意味を持っていますね。


こちらに入社された経緯を教えてください




飲食をやりたいと気付いたその日に飲食業界に入ろうと決めましたが、この会社に入るまでに様々なことがありました。

まず、この会社の背景からお話しすると、僕が働く「うなぎ四代目菊川」は、同グループの名古屋の中庄商店という約90年続く鰻の卸問屋と一緒に運営しております。鰻の文化を皆様に伝えたいという気持ちと一番の強みである鰻を使用したお店を出したい、という思いから名古屋のグローバルゲートに2016年に初出店、いま店舗展開を加速している状況です。

僕は4年間飲食業を経験した後、飲食店様のコンサルタント会社で数ヵ月ですが手伝いをしておりました。そこでコンサルタント会社のお客様であった代表の菊川と出会ったのです。何度かプライベートでお付き合いをさせて頂き、ある日の食事会で菊川からシンガポールで鰻屋をオープンさせるために人を探しているという話を聞いて、僕は海外で働く経験ができるチャンスだと思い、即答でシンガポールへ行くことを決断しました。

ビザ取得まで時間があったため、その間は四代目菊川グローバルゲート店の立ち上げを手伝わせて頂きました。日本で鰻屋さんを立ち上げた経験が必ずシンガポールで役に立つと思ったからです。2ヵ月間という短い間でしたが、無事に立ち上げを終え、僕はシンガポールへ発ちました。
日本で経験した鰻屋の立ち上げとマネジメントが上手く活用でき、シンガポール店を大繁盛させることが出来ました。億単位の数字を動かしたのはいい経験になりましたね。

そのときに鰻業態はとても夢のある業態だと実感しました。鰻は鮮度が命ですから確かな技術が必要なため店舗展開が難しいと言われています。しかしお客様からは驚くほどの需要があります。大きな金額を動かす意味でも、ほかにない技術を身につける意味でも、とてもいい経験になると思います。



シンガポールで奮闘している中、社長から「うなぎ四代目菊川」の東京出店が決まったと連絡がありました。「1年後に2店舗オープンするから戻って来れる?」と聞かれました。
僕は前回と同様で二つ返事で即答し、オープンに合わせて帰国することを決めました。

いきなりの電話で即決断してしまうのは不思議に思われるかもしれません。
ただそれほど菊川の人間性・今後のビジョン・会社の方針に惹かれておりましたので、帰国を決めるには十分の理由でした。


社長や会社のどんな部分に惹かれたのか、教えていただけますか?




弊社は鰻の卸問屋である中庄商店が出発点です。中庄商店がお客様に美味しい鰻を届けるための仲介の事業として鰻屋を自らやっています。そのため素材にとてもこだわりを持っています。
中庄商店が卸しているのは高級食材を使用するシェフや有名店が多く、鰻そのものはもちろん、焼きで使用する備長炭やうなぎに合うお米も自社ブランドを作るほどのこだわりです。そこに誇りを持って働いているため、お客様にも自信を持って弊社の鰻を提供できます。

鰻に限らず、全国から高品質で料理にマッチした食材を取り寄せています。例えば天ぷら業態だとしたら、天ぷらの素材に天然の山菜を使用し、油は太白ごま油を使用しています。



そこまでこだわる理由は、「文化、食べてる?」というキャッチコピーからも分かるように、日本の文化を世界に発信したいという想いからなのです。鰻は日本を代表する食文化であると考え、今後も海外への出店ももちろんあると思いますので、海外志向の人にも魅力がある会社です。

そんな会社を率いている社長に憧れている社員は本当に多いと思いますね。たくさんの夢を語り、その夢を実現させるためのビジョンと行動力。社長と出会って話してみてそこに共感して入社した事例がいくつもあります。

弊社は中途入社も多く、様々な経験をしてきたスタッフが会社をより良く変化させ、支えています。生かしてきた経験を活かしながらもまた新たなチャレンジをしております。


今後の展望を教えてください。




今はオープンしたばかりの川崎店と田町店を行ったり来たりしています。次は羽田空港店のオープンが控えていますし、その他にも出店の案件はまだまだあります。

そのため、ポジションはたくさんあります。今までの経験を活かしながら新店の立ち上げや役職を経験することができるので、とてもやりがいを感じてもらえると思います。チャレンジして自身が成長することが出来る環境です。

その裏付けが今の僕のポジションですね。入社して日は浅いですが、これまでの実績を評価してもらって、部長というポジションをいただいています。ちょっと特殊なのであまり共感はできないかもしれませんが、自分で仕事を取りに行った結果だと思っています。いろんな部分をしっかりと評価してくれる会社だと思いますね。



スピード感のある店舗展開や、責任のあるポジションなども、しっかりとした教育制度の上に成り立っています。シンガポールで日本語も、日本文化もわからない多国籍なスタッフを教育した経験から、サポートする体制は万全です。僕自身のやり方はスタッフと向き合い、スタッフの得意分野を伸ばしていくことを主としながら、苦手な部分はサポートして成長していこうとする教育方針です。そしてスタッフに合った仕事をどんどんお願いしていきます。お願いした得意分野の仕事でよい結果を生み出すことができるとそれが自信に繋がります。そうすることでまた新しい仕事を覚え、結果を出したい・成長したいというモチベーションに繋がるからです。スタッフ全員が切磋琢磨できる環境を作ることで良いお店ができ、お客様には味や接客を喜んで頂き、働くスタッフには成長を感じて喜んで頂ける空間を作ることが今の目標ですね。

これからも様々な価値観を持っている多国籍の人たちと一緒になって仕事をしていけたらと思っています。


では最後に、今回の求人にあたって一緒に働きたい方はどんな方ですか?




今までの経験値を活かしながら成長したい方、自分を変えたいと思っている方、自分が持っている夢に早く近づきたいと思っている方が良いかもしれませんね。そのような方であれば、僕も何かお手伝いできることがあるのではないかと思います。

情熱を持って仕事に取り組める方には特に向いている職場です。鰻は一生模索し続けるものと言われているため疎遠される部分もあるのかもしれないですが、やる気とチャレンジ精神があれば必ず技術を身に付けることが出来ます。

入社後のキャリアプランは様々です。鰻の技術を突き詰めても良いですし、接客や管理を学んで頂いても良いです。弊社では鰻以外にも天ぷら・焼肉・魚など様々な専門店を展開しています。その全ての店舗が素材にこだわり、お客様に日本の食文化をお届けし、そして最高の空間を過ごして頂けるように日々努力しております。

情熱やこだわりという武器を持ち、会社の目標に向かって一緒に成長していきたいという意欲のある素晴らしい方と一緒に働けることを楽しみにしています。