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特集記事
グリーンピースの旬

グリーンピースの旬は3~6月です
冷凍や缶詰で一年中出回っていますが、旬の新鮮なものは味も栄養価も格別です。
さやえんどうの豆
さやえんどうの未熟な豆だけを若いさやから取り出した豆です。現在は、専用の青実えんどうを栽培しています。むきえんどう、青えんどう、青豆などともいい、季節を感じさせるさわやかな色と香り、ほのかな甘みが特徴です。
急がないと旨みが逃げてしまいます
グリーンピースは、トマトと同じくらいの旨み成分をもっています。ところが、その旨み成分はわずかな間でも常温におくと激減してしまいます。たった2日間で3分の1に減ってしまう、という衝撃のデータもあります。
おいしく味わうための3原則は
1. なるべくさやつきで買う
2. 買ってきたら冷蔵庫(できればチルド室)で保存する
3. とにかく一刻も早く食べる
です。
グリーンピースの主な栄養成分
食物繊維たっぷり
腸のぜん動運動を促進する食物繊維が豊富に含まれています。不溶性食物繊維は7.7gもあるので便秘予防に期待できるでしょう。
疲れたときに
疲労回復に効果があるとされるビタミンB1、毛細血管を広げる作用のあるナイアシンも多めです。
レシチン
レシチンは動脈硬化を予防したり、脳の健康維持をサポートして集中力を高める効果があります。
おいしいグリーンピースの選び方
グリーンピースの豆は空気に当たるとかたくなりやすいので、なるべくさや入りのものを購入します。さやがふっくらと丸みがあり、端まで実がしっかり入っているものを選びましょう。
グリーンピースの保存のポイント
冷蔵保存
さやに入った生のグリーンピースは、乾燥しないようにジップ付き袋またはポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
鮮度が落ちやすいので、さやから取り出すのは調理の直前が原則です。取り出したものを保存する場合は、タッパーやボールなどに入れて水に浸した状態で冷蔵保存します。もしくは、茹でてから、茹で汁のままタッパーやボールなどに入れて、冷蔵保存します。(保存期間:2~3日)
冷凍保存
塩を加えた熱湯でかために茹で、茹で汁に入れたまま冷まします。水気を切ってから、冷凍用の保存袋に平らに入れて、空気を抜いて冷凍保存します。(保存期間:1か月)
グリーンピースの調理のポイント
グリーンピースは非常に硬い薄皮に覆われています。
フードプロセッサーで粉砕すると、とてもおいしくいただけます。
[作り方]
生のグリーンピースをフードプロセッサーで10~15秒ほど粉砕します。
目安は米粒ほどの大きさです。
フードプロセッサーがない場合は、包丁でみじん切りにしてもOKです。
※細かくしすぎると、食感が台なしになるので注意